【祝★会社員卒業】①:辞める前にやった“現金サバイバル”|限界ワーママのリアル資金計画

退職前後にやったこと
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こんにちは、限界まで走った元・管理職ワーママ、シジュウ(@shijuu00)です。

子どもを育てながら、仕事もちゃんとこなして、そこそこ評価もされてきた。

でも、ふと気づいたんです。

「このまま60歳まで全力疾走を続けるのか?」と。

そして、退職を決断。

勢いじゃありません。

「お金💰」を見たから、踏み出せたんです。

今日は、退職前にお金の計算をした時のお話です。


1.💸まずやるべきは“現金の棚卸し”

転職サイトを見る前に、
自己分析をする前に、
まずやったのは、

「今、いくら持ってるか」「いくら使っているのか」の可視化でした。

現実を見たくない気持ちもありましたが、ここを避けては通れません。


🔹Step1:全口座の残高を調べる

まずは「今、いくら持ってるか」の確認。

私が確認したのは以下のような口座たち:

  • 給与振込口座
  • 貯金専用口座
  • 独身時代の旧姓名義口座(まさかの現存)
  • 使ってないネット銀行口座
  • タンスの奥の現金(←地味に嬉しい)

ポイントは、「すぐ使える現金」に限ってカウントすること。

(子ども名義のジュニアNISAやiDeCoは入れちゃダメ!)


🔹Step2:すべてのクレカの年間利用額を調べる

次に、「いくら使っているのか」を把握しました。

これが地味に面倒。でも、すごく大事。

  • メインのクレカ(食費・日用品・交通費)
  • サブのクレカ(保険料・携帯代)
  • 家族カード(子どもの習い事など)
  • 電子マネーチャージ用カード(Suica、PayPayなど)
  • その他、預金口座から直接引き落としされる支出があれば忘れずに集計

1枚ずつ明細をチェックして、「1年間の支出感覚」をざっくり把握

📌コツ:CSVで落とせるクレカはExcelで集計するとラク!


2.🧮「辞めたら毎年いくら必要?」を計算する

さて、次にやるべきは、今後も必要な出費”の把握です。

「去年こうだったから、今年も同じ」じゃないのが退職。

社会保険料、住民税、扶養の有無……辞めたら変わるんです。


①    昨年の支出をベースに±αを考える

プラス要因(増える支出)+

  • 社会保険料(会社の折半が消える)
  • 住民税(前年の所得ベースで請求)
  • 自営業者向けのサービス費用など

マイナス要因(減るかも)-

  • 通勤費・ランチ代・会社付き合いの交際費など

②    「最低限必要な年間支出」を見積もる

昨年の支出に、退職後に増える分を足し引きして、
「辞めても絶対に必要な金額=最低生活費」を算出。

ここでざっくりでも金額感が見えると、精神的にかなり落ち着きます。


3.⏳「何年生き延びられるか」を計算する

手元の資金(円) ÷ 必要な年間支出(円) = 無収入で生きられる年数(年)

この計算をしたことで、ようやく、

「その間にフリーランス準備すればいい」と落ち着けました。

✍️当たり前ですが、「3ヶ月」より「1年」の方が、「1年」より「5年」の方が精神的に心が穏やかになる。

(内緒話:私の場合はコロナ禍の引きこもり生活が奏功して、5年以上は生きていかれる計算になり、少し肩の荷がおりた気持ちになったのを覚えています)


4.🎯「最低限いくら稼げばいいか」も同時に算出する

ここで意識したいのが、“毎年絶対に必要な金額を下回らない”収入ライン
つまり、「最低限稼がなければいけない金額」です。

このラインが見えていると、

  • ✔️フリーランスで仕事を選ぶとき
  • ✔️収入が不安定な時期の保険的なバイトや副業を選ぶとき
  • ✔️「この案件受けた方がいい?」と迷うとき

に判断基準がブレません。

「最低限ラインが●万円/月だから、今月この案件だけじゃ足りないな」と気づけるわけです。

そしてこれは、家族への説明にも効きます。

「こういう計算で、この金額だけは絶対稼ぐつもりだよ」と言えれば、
りあえず辞めたいだけじゃないんだな」と伝わります。


📌POINT:目安を“月ベース”でも把握しておく

年間ベースの金額に加えて、月間ベースでも把握するとさらに管理がラクです。

たとえば…

  • 家賃・保険・食費・教育費など、月ごとに必ず出ていく固定費
  • イレギュラーな出費(年払いの保険など)も12で割っておく

💡結果として「月に●万円稼げればOK」ラインが明確になります。


5.💬限界ワーママのあなたへ

会社を辞めたら、なんとかなる?
うん、なるかもしれない。でも、

“なんとか”するには、“計算”がいる。

貯金がどれだけあって、何にどれだけ使っていて、
無収入でも生きられるのは何ヶ月か。

さらに、「最低限いくら稼げば暮らせるのか」。

この現実をちゃんと見ておくことは、再スタートの武器になります


6.📝まとめ

  • ✅全口座の残高をチェック
  • ✅クレカ明細から「自分の支出のクセ」を洗い出す
  • ✅退職後に増える支出も含めた「最低生活費」を把握
  • ✅何ヶ月生き延びられるかを計算
  • ✅最低限必要な「収入ライン」も割り出す
  • ✅月ベースでの稼ぎ目標を意識する

次回【②:家族編】では、
「辞めたい」気持ちをどう家族に伝えたか?

限界ワーママの“家庭内プレゼン術”をお届けします!

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